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農業リモートセンシング

2020.01.20 COLUMN

ども!佐々木です。

時間が経過してしまったのですが、昨年実施したドローンリモートセンシングを備忘録として残しておきたいと思います。

まず結論として、ドローンで行う農業リモートセンシングには無限の可能性があるということです。人間では到底できない作業量をドローンであれば一瞬でこなすことが可能です。世の論調には、少子高齢化時代にはテクノロジーを使うしかないという言説をよく耳にしますが、このドローンリモートセンシングを体感すれば一瞬でその意味が理解できます。

今回は稲の生育調査のためにリモートセンシングを行いました。なぜ稲の生育調査をするかというと、稲の成長の具合によっては追肥が必要になったり、もしくは農薬が必要だったりします。成長を正しく管理しないと、品質が保たれず美味しいお米が取れませんし、そもそも収穫量も減ってしまいます。だからこそ生育調査が必要なんです。

米作りを知らない人からすると、稲が植わっている土がどれだけ粘土質かイメージできないと思います。気軽に足を入れると足が底に沈んでいきます。そうなると一メートル歩くだけでも大分時間がかかります。もし仮に人間の手で生育調査をしたら面積にもよりますが、ロボットやドローンで行うのと比較すると100倍以上かかるのではないかと思います。一方ドローンだとどうでしょう?そもそも土に入らないですみます。上空を飛ぶことができます。しかも自動飛行です。どうでしょう?これだけでも革命的ですよね。

自動飛行っていうのがポイントです。これが手動で飛ばすとするとそれこそ大変です。数百メートル先まで飛ばし、一枚一枚写真を撮る。これは人間がやるにはそうとう難易度が高いです。自動飛行ならあらかじめ決められたコースをそのまま飛行することが可能です。面積で言えば1日10Hなども可能です。

農業とドローンの組み合わせは個人的にはすごくいいことだと思います。アナログの中心である農業と、デジタルの中心であるドローンの組み合わせ。一番土に近い場所でドローンを飛ばすというギャップ。現代の農家がドローンを飛行させる。それだけでかっこいい存在になります。そしてドローンを使った方が土や作物の見える化につながり、より栄養価が高い美味しい野菜を作ることができる。素晴らしいですよね。

ドローンの可能性というか、今までないものとの組み合わせ。もっともっと考えていきます。

※先日はマンション調査も行いました。

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WRITER

Kuniaki Sasaki
東京出身 大手人材会社へ入社し、社会の問題点を解決すべく、人材採用支援など、あらゆる職種、人々の生き方の支援を行う。2016年には東京から家族で淡路島へ移住し、観光産業、移住促進事業に携わり、2017年社内ベンチャー制度を使って起業。東京からの視点で地方の魅力を見つけ、少子高齢化、人口減少、東京一極集中の課題を解決すべくチャレンジ中。現在独立。

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